認知的不協和 ~言霊の力は存在する~

第一章 | 潜在意識(せんざいいしき)と顕在意識(けんざいいしき) ~理性と本能~ |
第二章 | 環境とミラーニューロン |
第三章 | 言霊の力は存在する ~認知的不協和~ ←現在のページ |
第四章 | パーソナルジムが高い裏の理由 ~サンクコスト効果~ |
第五章 | 目標設定の重要性 ~モチベーションとドーパミン~ |
第六章 | 人生をコントロールする最強のスキル【習慣化】 |
俺はイケメンだし頭もいいし仕事も出来て女の子にモテモテ。年収も1000万円は余裕で超えるし身体も細マッチョです

いきなりナルシスト全開ですが、
なんでいきなりこんな事言い出したかというと、私は言霊の力を信じてるからです。
今回の脳科学シリーズ、この言霊の力における、認知的不協和という心理学について考えていこうと思います
認知的不協和とは
皆さん、認知的不協和という言葉をご存じでしょうか?
これは簡単に言うと、自分の言ってる事(思ってる事)と現実がずれていたら人は不快感を感じるのでどちらかの辻褄を合わせる
という現象の事です
例としてイソップ童話に登場する話、キツネとすっぱいブドウ理論があります
キツネとすっぱいぶどう理論とは、キツネが、木の上にかかってるブドウを食べたいのに届かないから、
自分の中で、あのブドウはどうせすっぱいだろうから、届かなくて食べれなくてもいいや。
と、言い訳みたいな事を言い始める現象です
皆さんも、こういったことあるんじゃないですか?
例えばお菓子が我慢出来ないとしたら
まあお菓子我慢出来るイコール痩せるって訳じゃないし運動してその分カロリー消費すればいいだけでしょ。我慢する方が体に悪いわ

とか
例えば運動が三日坊主だとしたら
いや運動なんてしてたら疲労が溜まって仕事に悪影響だわ。運動のせいで疲れて仕事でミスしたら本末転倒だしね。なので運動は辞めて正解!

とか
つまり認知的不協和とは言い訳みたいなものです(笑)
現実とは真逆の事を言う
上記のは、言葉や思いを現実に合わせる認知的不協和でしたが
ここで紹介したいのは、認知的不協和を逆手に取るテクニックそれが口に出す言葉に現実を追いつかせる
実際は女の子にモテない現実がそこにあるのに、言葉に出す言葉は、
先輩!聞いてください!俺イケメンのせいで女の子にモテモテなんですよ
でも女の子も一人選ばないといけないしな~いやあ~モテる男はつらいよ~

なんて発言してたら違和感しかないですよね?(笑)
違和感しかないし恥ずかしいし周りから見てもなんだこいつくらいに思われてる事でしょう
しかし、これでいいんです
パーソナルトレーナーを目指しだした頃
ちなみになんですが、私はパーソナルトレーナーを目指しだした頃、まったく身体が出来上がってませんでした
周りからもいや、全然マッチョじゃないのに馬鹿なんじゃないの?(笑)
と言われるしまつ
むしろちょっとお腹がぽっこりしてるただの小デブでした
しかし、そんな頃から
私はパーソナルトレーナーです
と周りに言いふらしてました。
そしたらその言葉に現実の逆風が追いうちをかけてきます
いや、普通パーソナルトレーナーというのは昔から筋トレをしまくってマッチョな人がやるのでわだっちは全然違うでしょ
とか
いい歳して何言ってんの?そんな成功できる人なんて一握りなんだから早く就職して安定しな
とか言われ続けてきました
脳内でも、そんな言葉に幾度となく負けそうになりましたが
が
私はパーソナルトレーナーです
言い続けてたら
現実が理想にちょっとづつですが追いついてきます
そして最近まじで身体も出来上がってきたし、筋トレや栄養の知識も格段についてきたし資格も取ったし周りも馬鹿にしなくなってきました
お客様もゲットしGooleレビューの星5頂きました

現実が言い続けていた言葉の違和感に追いついた結果です
これが認知的不協和の破壊力です
なりたいではなくなっている姿を言う
ここでよく間違える事なんですが
大事なのは
例えばイケメンになりたい人が
俺は細マッチョになってイケメンになりたい
というのは認知的不協和的には✕です
細マッチョになりたいというと細マッチョになりたい人になるという状態になってしまうのです(わかるかな?)
つまりこここでの正解は
俺は細マッチョでイケメンです
女性ならば、
私はめっちゃスタイル良くて上位5%にはいるくらい可愛い
というのが正解です
これを発言した時に違和感を感じた方は(笑)
自分はそうではない。と思ってしまってるという事です
でも言い続けて下さい
そしたら現実が追い付いてきます(ほんとかよ)
次回は
今まで
・潜在意識と顕在意識(理性と本能)
・環境とミラーニューロンの話
・言霊の力は存在する ~認知的不協和~
ときまして次回は
・パーソナルジムが高い裏の理由 ~サンクコスト効果~
について話そうと思います